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結核、マラリアなど感染症検査にLAMP法を!
2008-10-29 Wed 22:17
結核ネタが続きますが…。

検査薬メーカー栄研化学の独自の技術「LAMP法」

安価、手軽(サーマルサイクラーを必要としない)、特異性の高い遺伝子増幅法であるLAMP(Loop-Mediated Isothermal Amplification)法。

開発から10年で様々な製品がキット化され、発売されています。

日本だけでなく、この安価、手軽という点を活かし、途上国での感染症検査に貢献するため、動いているそうです。



薬事日報ウェブサイトより

引用開始---

【栄研/FIND】途上国の感染症検査支援でLAMP法の応用を共同開発

 栄研化学とスイスの非営利財団「FIND」は27日、LAMP法を用いた結核の遺伝子検査法に関する追加契約を締結した。また、LAMP法の技術をマラリア、アフリカ睡眠病、HIVの迅速診断法の開発に拡大することで合意した。

 今回の追加契約は、2005年に締結した結核の遺伝子迅速検査法の共同開発契約に関し、FINDが資金援助を行うことになったもの。これにより、栄研化学はFINDから、研究開発費の一部として1億7300万円の資金提供を受ける。結核の遺伝子検査法の臨床試験開始時期は、09年2月頃にずれ込む見通し。

 一方、マラリアは現在、顕微鏡検査で診断されているが、煩雑な上にミスが多く、高感度で特異度の高い検査法の開発が急務とされている。さらに、アフリカ睡眠病には十分な検査法がないことに加え、HIV検査に有用な遺伝子検査法も途上国では実施が難しいのが現状だ。

 そこで、栄研化学とFINDは、LAMP法の技術を利用することで、途上国でも使用でき、安価で簡便なマラリア、アフリカ睡眠病の遺伝子検査法の開発を進める。さらに、途上国の現場の診療所など、遠隔地の乳児に使用するためのHIVウイルス迅速診断法の開発にも取り組む。

---引用終了

このLAMP法を利用した結核菌検査法、以前学会で発表を聞きましたが(ランチョンセミナーでしたが)すごいです。

というかLAMP法がホントにすごいと思います。
LAMP法の原理については栄研化学のHPに詳しく書かれているので興味のある方はそちらを是非ご覧ください。

PCRに比べたらチューブ内の反応ステップ数が多く、プライマーも複雑ですが、操作自体は簡単であるようです。

SARSコロナウイルス検出キットを発売していて、近日中に新型インフルエンザ検出キットも発売するそうで、パンデミックに対応する検査キットも開発していてすごいと思います。(決していい商売になる分野ではないと思いますから…)

今回のプロジェクトもLAMP法のメリットを生かした素晴らしい取り組みだと思います。
ライバルメーカーではありますが、この技術の素晴らしさはよくわかりますので、注目していきたいと思います。
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この記事のコメント
ライバル会社の動向はとても気になりますよね。
私もライバルに勝つために、
うちの製品をどう開発したり売り込めばいいのか
を日々勉強しています。

LAMP法は学生時代に論文でふと目にしただけでしたが
RNAサンプルに対しても可能ですし、
ノーベル賞とまでは行かないまでも、
遺伝子を扱う研究にはとても有用ですよね!
2008-11-01 Sat 22:48 | URL | holy #1FLuZdio[ 内容変更] | top↑
> holyさん
ライバルに勝つのはなかなか難しいですが、日々勉強で、さらにはMRさんの営業力で何とかしてもらっているような感じですね(汗

LAMP法はすごいです。
日本発の技術であることがまたいいですね!
こういった技術が日本の検査・研究の現場でだけでなく、世界中で役に立つということがとても嬉しいですね。
2008-11-03 Mon 21:20 | URL | sayuri #-[ 内容変更] | top↑
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