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スタンダードプリコーションといえど…。
2008-11-09 Sun 19:45
スタンダードプリコーション。
医療機関にお勤めの方、介護福祉施設にお勤めの方ならご存知であろう単語。

スタンダードプリコーション(標準予防策)は、感染症の有無に関わらず病院でケアを受ける全ての患者に適用する予防策であり、血液・体液・汗を除く分泌物・排泄物・損傷皮膚・粘膜に適用される予防策です。すべての患者に対して、手洗い・手袋・マスク・ガウン・器具・リネンなどの予防策を実践することが求められています。

しかし・・・

現場の職員さんまで周知されていなければ意味がありません。
そんな事件がありました。

MSN産経ニュースより

引用開始---

HCV感染知らずに介護 堺の老人ホーム
2008.11.8 23:06

 堺市北区の特別養護老人ホームで、介護士などの施設職員が、11月上旬に病死した男性入所者がC型肝炎ウイルス(HCV)に感染していたことを知らないまま、鼻血や吐血を素手で処理していたことが8日、分かった。感染の可能性が否定できないことから施設側は、男性を介護する機会のあった職員約20人への血液検査を始めた。

 市などによると、男性は8月上旬に市内の別の施設から入所。施設は健康診断の結果から男性がHCVに感染していることを把握していたが、職員らに口頭で伝えたりはせず、陽性を示す「HCV +」という表記を資料に書き込むにとどめていた。

 施設長は「患者が感染しているという告知が職員に行き届いていなかった」と落ち度を認めており、市は今後、情報共有の徹底に向けたマニュアルの提出などを施設側に求める。

---引用終了

この事件は2つ問題があるのだと思います。

まず、HCV陽性患者である旨が職員に周知されていなかったということ。

それともう一つ。

感染者であろうとなかろうと「素手」で鼻血や吐血の処理が行われていたこと。

これは感染管理の考えからいくとNGです。

「感染症の有無にかかわらず」血液・体液・分泌物・排泄物は全て危険と考えて扱うことが基本です。
これは検査で陰性だったとしてもウィンドウ・ピリオドの存在や未知の病原体の存在を否定できないからです。

病院ならともかく、介護福祉施設などでは実際は難しいのかもしれませんが…。

職員を感染から守るのは勿論、患者さん入所者さんを感染から守るためにも「スタンダードプリコーション」の遵守をお願いしたいです。

これから感染症(ノロウイルス、インフルエンザなどなど)の季節です。
病院に限らず、その他の施設でも感染対策に気をつけていただきたい季節になります。
特にノロウイルス!
吐物の処理は正しい方法で行わないと片付けているつもりが逆に新たな感染源となってしまう危険性があります。
(ノロウイルス感染者の吐物の処理法については「社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル」などをご覧ください。)
皆様、ご注意を!
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